令 和7年8月20日

August20
, 2025



ニシ キギ科ツルウメモドキ属ツルウメモドキの実は半日ではじけます


秋が深まり山野の彩がなくなったころにようやく
赤い実をつけたツルウメモドキの実が印象的な姿
になりますが、この時期はよく見ると青い実がた
くさんついた可愛い実を見つけることが出来るだ
けです。
真っ青な実をつけ道路標示版に絡みついた蔓を
持ち帰って変化を観察してみることにしました
。翌日の姿です。
果皮がすべて開いて赤い実にこそなりませんが、
黄色の実を見せています。
ある種の小鳥の食糧になっているとのことですが
、正直山野大好きな私も小鳥がついばむ様子を見
た経験はありません。毒性もあるとのことです。
ただ、降雪を見て寒冷にさらされるようになると
毒性が抜けてなおかつ食糧が極度に見つけ難くな
り小鳥もやむを得ず口にするのではと考えます。
雪の下になった実を味わって見た経験がありま
すが、苦くもないけれど第一食べられる部分はほ
とんどありません。
戦中何もない時代に幹野の内皮から繊維をとった
そうです。





 

 




真っ赤な色を見せるツルウメモドキの実はこちらです。
美 瑛町置杵牛 ツルウメモドキ


葛とツルウメ モドキの皮から繊維を得る