続北海道日帰り温 泉の旅
令 和7年8月16日
August16
, 2025
北海道開拓とアジサイ科アジサイ属ノリウツギ
上富良野 町郷土をさぐる会発行の冊 子第二号に上
田美一さんが「東中開拓・出身 県人の変遷」という
一文を載せています。その中で 明治30年から入植
が始まった東中開拓数年は現金 収入に繋がる作物
がなく、「
(ニベ)サビタの皮 を金に替えたり・・・」
の文字が ありました。
はてと調べてみるとノリウツギ のことのようで す。
サビタも元々は東北地方の方言 のようでした。現
在は北海道にも移入して北海道 東北の方言となっ
ているそうです。
古い例ではサビタの花なんて歌 謡曲もあるくら
いですから、全国に通用しそう ではあります。
実は和寒町の郷土資料館来訪の 折、「雁皮」を調 べ
て、実は白樺の木でもその皮で もなく全く別物だ
と知りました。こちらは北海道 でしか通用しない 立
派な北海道弁でした。最下段の リンクからどうぞ。
ノリウツギは現在標津町がその 復権を図ろうと努
力しているそうですが、和紙原 料としての地位が
落ちた現在なかなか悩みも大き いと聞いていま
す。山道を通るときには優しく 声をかけてあげよ
うと思います。
上富良野町図書館には全冊揃っています。
和寒町郷土資料館