続北 海道日帰り温泉の旅


令 和7年5月27日
May27, 2025



セリ科ハナウド属オオハナウドの葉柄を美味しく食べる実験



早春の新芽は苦みも少なく美味しいとの
先人の評価を見て、
4月 13日一度は持ち
帰ったのですが強い匂いの前に挫折、今
回はそのリターンマッチです。
雨の後だったことも幸いしてか、葉柄の
瑞々しさはセロリにも優る素晴らしさで
切り口の下には水が飛び散ります。のど
が渇いたときに利用したとアイヌの方が
語っておられたのは納得です。
今回はエゾニュウの強烈な苦みを取り除
いてしまう塩蔵の手法を用いてみます。
アイヌ民族は干すことによって長期保存
と匂いの軽減に成功しているようです
当初はこ の手法を踏襲しようと考えた
のですが、葉柄が裂けたり、反 転したり
で原型をとどめません。食材と してなる
ほどオオハナウドが入っている と視覚に
も訴えたいではありませんか。











林道での探索ですので、この頃人気のシャ
クも出ていますがもう山菜適期は過ぎてい
るようです。それにしてもドクゼリとそっく
りです。山野にドクゼリが侵入してくると大
変です。











セリ科の植物はとても種類が多いのですが
、この時期大きめの似たセリ科植物はエゾ
ニュウかオオハナウドで葉がとても大きい
オオハナウドは一度知れば見間違いはあり
ません。







こんな具合に採取してきました。取るのはと
ても簡単で苦労はありません。





皮むきがやや難関でした、フキのようには
はいきません。失敗作も混じっているかと不
安な気持ちもある中、塩蔵開始です。





大きくなったウドとエゾニュウも数本持ち
帰ったので、一緒に漬け込みました。





重石をして数時間出水が上がってきます。
フキと比べると格段に薄いオオハナウドの
葉柄はすでにぺちゃんこ状態です。







再度多めの塩をふりかけて実験前段を終
了としました。強烈な匂いは家族の顰蹙を
かいましたが、半年後の名誉挽回を期待
してマイ冷蔵庫で大切に夏眠させます。






遅くても年明け早々には結果報告ができる
と思います。私は現在若芽であろうが若い
葉柄であろうが通常の調理ではオオハナウ
ド「不味い。」と思っています。正直にお知ら
せしますので、年が明けたらまた、訪問くだ
さい。








びっ くりするほど美味しいエゾニュウの塩蔵品
採取から塩蔵まで