北海道日帰り温泉の旅




令 和8年7月 24日

July24
, 2026


旭川市東光   忠別川河畔の草木の実り

旭川市総合防災センターから東部中央公園を忠別川沿いに歩いてみました。
昨年大凶作だったミズナラとナナカマドに注目したのですが。ミズナラ
には遭遇できず、ナナカマドの豊作は確認しました。



セリ科ニンジン属ノラニンジン

北海道のブルーリストに収載されている外来種です。季節が来ると道路脇に
嫌でも目に入ります。根茎は私たちの知っいるにんじんとは異なり、硬い
根があるばかりです。花の季節以外では殆ど印象の深い植物ではないので
すが、季節の光景は変えてしまったようです。


  

   

   

   

   


マメ科ソラマメ属クサフジ

若芽や花穂は食用となるそうです。それでもとても
効率の悪い作業になってしまいそうです。



   

マメ科シナガワハギ属シロバナシナガワハギ

明治には日本に帰化していたことが知られています。中央アジア原産
で飼料作物としても用いられているそうです。

   

   

   

アジサイ科アジサイ属ノリウツギ

季節には山野のどこにでも勢いよく花を咲かせます。あまりに多く
食傷気味になりますが、大正期まで和紙のつなぎ原料として用い
られ、上富良野荷入植した開拓民は初期にはノリウツギの採取で
糊口をしのいだと伝えられています。


   

ナデシコ科マンテマ属スイセンソウ

栽培されていたものが野生化したものでしょうか。
ヨーロッパ南東部の原産


  

   

  

   

 


キョウチクトウ科ガガイモ属ガガイモ

近縁のイケマはアイヌ民族から霊草とされているのに
ガガイモはあまり相手にされていないようです。
花の美しさが難点だったのでしょうか
果実はこの日たった一個だけ見つかりました。


美瑛町置杵牛 アイヌの霊草イケマの開 花



    


ゴマノハグサ科モウズイカ属ビロードモウズイカ

一年にいちど申し訳程度に草刈りを行う道路側面の傾斜地などに繁茂
していることがあります。サボテンを思わせます。二年生の植物で
一年目は葉のロゼットを形成し、二年目に単独花茎をつけ、大量の
寿命の長い種子を落とし、開かれた適地となるのを待つことを可能
としています。
他のの植物の陰に対する耐性がなく、耕起に生き残ることが出来ず
侵略的外来種にはならないそうです。



 

オトギリソウ科オトギリソウ属セイヨウオトギリソウ

日本では健康食品として販売されていますが、毒にも薬にもなる注意の
必要な効能です。
 
  


 アカバナ科マツヨイグサ属マツヨイグサ

マツヨイグサは黄色の花をつける品種の総称だそうです


   

ムラサキ科ヒレハリソウ属ヒレハリソウ
英名コンフリー

いっとき万能の食品として人気を博したのですが、現在は
肝毒性が報告されて利用されていません。

 

オオバコ科ウンラン属ホソバウンラン

季節が来ると舗装道路の端の隙間などで時折見かけます。もともとは
観賞用、薬用として渡来したもののようです。現在は家畜に有害で
人体にも問題が有ることから使われてはいません。



   


   

キク科アキノキリンソウ属セイタカアワダチソウ





    

  


キク科ヒマワリ属キクイモ

北海道ではどこにでも野生化したキクイモの群落を見ることができます。
9月以降に花期を迎えるので、その後か翌春に掘り起こして根茎を
利用しますが、見向きもされなくなっていたものが何やら再び健康
食品として人気が出ているようです。


 

  


バラ科キンロバイ属キンロバイ

落葉性の小低木


  

  

   


バラ科サクラ属エゾヤマザクラまたはオオヤマザクラ

たくさんの樹木を観察しましたが、実は既にミイラ状態でした。
これまで注目した機会がなかったので、例年の様子と比較は
できません。



   

   

     


ハス科ハス属ハス

地下茎、葉、種子、芽、花、茎と利用範囲は広いようですが
北海道では溜池のある農家でも利用している話は聞きません。
観賞用なんでしょうか。



  


アオイ科シナノキ属オオバボダイジュ

北海道から本州北部が分布地域ですから、実りの良いところを見ると
今年は少なくとも、昨年よりは暑さの悪影響は小さいと見ました。


  




    


カヤツリグサ科フトイ属フトイ

一部の地域ではすだれ、畳、民芸家具に使われたそうです。
生け花や、庭園の池の観賞用としても利用されるのは直線
の美しさでしょうか。



  

バラ科ナナカマド属ナナカマド
昨年は壊滅的被害で、殆ど実りは無かったのですが、
今年は順調です。こちらも暑さに弱い樹木です。


  

   

   

  

  


カバノキ科カバノキ属シラカンバ

葉巻状の種子は薄片が重なり合って出来上がってています。100グラム当たり
34万個と言われるたくさんの種子が風に飛ばされ広い地域に散布され、適当な
条件に落ちたものが、一斉に芽を出し、パイオニア植物として知られています。

この地ではやや太めの大きなものが目立ちますが、一般にはここまでの寿命
は持たず、珍しいと思います。材質は柔らかく、強風の後には大きく曲が
った姿の林を目にすることも珍しくありません。