続 北 海道日帰り温泉の旅


令 和7年6月17日
June17, 2025



当麻町緑郷でアマニュウを探す


セリ科シシウド属の最も巨大なエゾニュウについては、秋田
では冬の保存食としてその塩蔵品を活用していると知り、
一昨年より自ら塩蔵処理しその美味しさに驚きました。
同属のアマニュウはアイヌ民族が生食または処理したもの
を食料としたということですし、生のまま食べることもで
きるそうですから次はアマニュウをと思い立ち6月15日
は愛山渓温泉への途上、今回は当麻町の森林との外縁を
回ってきました。
セリ科の大形植物で花をつけているものはこの時期すべ
てと言っていいほどセリ科ハナウド属のオオハナウドです
。二枚の写真はエゾニュウの群落の中に見つけた丸い葉を
持つセリ科植物らしきもので、エゾニュウに隠れるような
大きさでした。まだ100%の確信は持てません。








オオウバユリはまもなく開花期を迎えそうです。早春からの
生育の過程も含めて今回紹介します。
5月 3日に紹介したも
のです。林の中はまるでオオウバユリの耕作地かと思われる
ほどたくさんの株が見えます。
アイヌ民族の主たる収穫期は春の早い時期と聞いたように
思いますが、採取には最も合理的時期でしょう。
食べることのできる山野草は数多くありますが、ドングリを
除けば炭水化物を得られる植物はワラビの根とオオウバユ
リでしょうか。アイヌの最も貴重な食料資源だったことでし
ょう。





私は天婦羅でいただきました。






 
6月17日、本日の画像です。間もなく開花期を迎えそうです。








年度は違いますが、7月17日の様子です。









これも年度は違い ますが、10月9日の画像です。まもなく
種子が風に乗り近縁地に飛ばされるでしょう。