令
和7年6月11日
June11,
2025
自然採取から農耕への移行期から続くワラビ採取
民族学者宮本常一氏の著書に長野県の
山村の特異な形態が紹介されていまし
た。山を焼くことはあっても、ヒエは作
らず、ワラビ澱粉がこの地の主要な作
物であった。昭和40年のことです。
氏は焼畑の前段階として、この事例を
とらえているようです。長い歴史的時
間お世話になった食物のようです。
私たち日本人のDNAの0.0001%く
らいはワラビの栄養素で形作られて
いるかもしれません。
毎週通い続けている山の温泉の途上
ぽつぽつと伸びているワラビを一つか
み程度採取して、都度そのまま塩漬けに
重ねていくとシーズンで10s程度にな
りました。
戸外が猛吹雪の日にのんびりと丁寧に
塩抜きして、山の幸を味わうのが楽し
みです。