続北 海道日帰り温泉の旅


令 和7年5月30日
May30, 2025



三度のエゾニュウ採取とゼンマイの登場



温泉の往路に二度採取、自家用に余る程度の塩蔵品
は確保できましたが、昨年食べた友人からどれがエ
ゾニュウか見分けができないので今年は完成品を頼
むとの依頼。
採取している眼の前に猛毒のテンナンショウ、普通は
間違って採取することもないだろうとは思いますが、
やはり新しいことをはじめるには、同行して納得する
のが一番確実と納得しました。
アイヌ民族は採取時期、球根の毒成分の少ない部位
、食べられる量、採取時期なども熟知して、テンナンシ
ョウも食べたそうですが、現代のチャレンジャーが挑
戦しひどい目にあったとの報告もあります。








こちらは標高600メートル付近のコシアブラ、タラノ
キです。この付近まで来ると、条件が微妙に違ってい
るのか、山菜として適期のもの、すでに過ぎているも
の、早いものと分かれます。










一晩重石をして、塩漬けしたものを再度漬け直しし
た画像です。このあと一番上には同時に採取できた
わらび、コゴミ、コシアブラを載せました。









ゼンマイも2種類見つけたので、とりあえず持ち帰り
ました。軸の細い方はどう考えても固く食用不適と
判断して廃棄しましたが、太い方はなんとかなりそ
うなので、所定の方法で処理乾燥させました。
食べたら危険なゼンマイはないので是非挑戦してく
ださい。面倒な処理をしたにもかかわらず不味い結
果に終わるだけです。




まずは湯がいて温水にさらします。繰り返すこと
三度です。




その後乾燥作業です。






パリパリに乾燥し たら、今度は乾燥させたものを
戻す作業です。








ちゃんと戻るから不思議です。





フラッシュで色調が崩れていますが、美味しくいただきました。
(事後報告)





こちらは5月 27日掲載の、オオハナ ウドの塩 蔵の試
み3日後の状態です。最大の難関強い匂いは、注意
して嗅がなければオオハナウドと認識できない程度
になっていました。形態も崩れず食品の材料として
は合格点でしょう。味の最終判定はまだ後です。







というわけで今日の夕食は旬のわらびでした。
オオハナウドの試食はあとひと月後くらいでし
ょうか。