続
北海道日帰
り温泉の旅
令 和7年5月 3日
May3
, 2025
旭川市近郊 丘陵の散歩
高知県では春の山菜としてイタドリがスーパーに並ぶそうです。
それではと以前こちらはオオイタドリですが一度下処理をして食
べてみたのですが、周囲の評価は低いものでした。
今回は実験的に少量を短期間塩蔵して結果を見ることにしました
。多くの場所ではまだまだようやく芽吹いた程度ですので3月15
日に今年最初のフキノトウを採取した丘の斜面を目指しました。
予想は的中、良い材料を 確保できました。
失敗したときの保険にまだ小さいけれどフキも採取
して一緒に漬け込みました。0点だけは回避できる
でしょう。
途中エンレイソウの花を認めたので、群生の
ポイントに廻りましたが、まだシーズンには
少し早いようです。
林間にはまだ草木が茂っていないのでたくさんの
オオウバユリの群生を確認できます。少しいただ
いて来ました。アイヌ民族は春に採取してデンプ
ンを採取、その残渣も発酵させ汁物の具に余すと
ころなく利用しました。私は以前に採取したとき
には他の山菜と共に天麩羅として味わいました。
他の食材と一緒にするとほのかな苦味以外に主張
がないので敗けてしまいます、
道内の郷土史には開拓期の冷害の際アイヌの知恵
を借りてたくさんのオオウバユリを食べたと記され
ています。また、戦後の冷害では地域からオオウバ
ユリをはじめユリの姿が消えたと書かれているもの
もあります。救荒食でもあったようです。